【法律ミニ知識】の記事をアップしました 「民事調停制度について」/10月25日更新

費用について

目次

各種費用のご説明

 法律相談のみで終了した場合には、法律相談料のみをいただくことになります。これに対して、事件を弁護士に委任する場合には、事件の種類や内容により、着手金、報酬金、実費、日当、顧問料をいただくことになります。それぞれの費用の意味は、次のとおりです。

法律相談料法律相談を行った場合の弁護士費用です。
着手金事件を依頼するに際にかかる弁護士費用です。依頼される事件の事務処理のための弁護士費用ですので、成功の有無に関わらず返金されません。
報酬金事件の終了時にかかる弁護士費用です。成功の程度に応じてかかります。
手数料原則1回程度の手続又は委任事務処理で終了する事件等についての弁護士費用です。例えば、法律関係の調査、契約書の作成、内容証明の作成、遺言書の作成等です。
日当弁護士が委任事務処理のため、遠隔地への移動によって、長時間拘束される場合に生じる弁護士費用です。
顧問料顧問契約を締結した際にかかる弁護士費用です。

弁護士費用の目安

1.法律相談

 30分 5,500円(消費税込み)です。

<相談料の例>
相談時間 30分まで → 5,500円
     60分まで →11,000円
     90分まで →16,500円

    120分まで →22,000円

2.民事事件

一般民事事件

 民事事件の着手金は、経済的利益の額を基準として、次のとおり算定します。

経済的利益の額着手金報酬金
~300万円8%(最低10万円)(+税)16%(+税)
税込み:8.8%(最低11万円)税込み:17.6%
300万円~3000万円5%+9万円(+税)10%+18万円(+税)
税込み:5.5%+9万9千円税込み:11%+19万8千円
3000万円~3億円3%+69万円(+税)6%+138万円(+税)
税込み:3.3%+75万9千円税込み:6.6%+151万8千円
3億円~2%+369万円(+税)4%+738万円(+税)
税込み:2.2%+405万9千円税込み:4.4%+811万8千円

*着手金は、事件の内容により、30%の範囲で増減額することもあります。
*民事事件につき同一弁護士が、引き続き上訴事件を受任するときは、着手金を適正妥当な額に減額することもあります。

離婚事件

着手金報酬金
交渉・調停事件22万円~55万円(税込み)22万円~55万円(税込み)
訴訟事件33万円~66万円(税込み)33万円~66万円(税込み)

*調停事件から引き続いて訴訟事件を受任する場合は、訴訟事件の着手金は、2分の1となります。
*離婚事件の解決にあたり、財産給付を得られた場合は、(1)の民事事件の報酬金を基準として、適正妥当な金額を算出します。

その他

 境界に関する事件、民事執行事件等、その他の事件については、お問い合わせください。

3.債務整理事件

任意整理

着手金債権者1社あたり44,000円(税込み)
報酬金減額報酬金→貸金業者主張元金と和解金額との差額の11%の金額(税込み)
過払金報酬金→貸金業者から返還を受けた金額の22%の金額
(税込み)
実費5万円程度(債権者の数によります)

自己破産

着手金着手金、報酬金の合計で22万円~55万円(税込み)
報酬金
実費5万円程度

*少額管財事件の場合、別途20万円を管財人の費用として裁判所に納める必要があります。
*事業者破産の場合は、別途、お見積もりをさせていただきます。

個人再生

着手金着手金、報酬金の合計で33万円~66万円(税込み)
報酬金
実費5万円程度

4.刑事事件・少年事件

一般刑事事件

着手金22万円~55万円(税込み)
報酬金22万円~55万円(税込み)
実費5万円程度

少年事件

着手金33万円~55万円(税込み)
報酬金33万円~55万円(税込み)
実費5万円程度

裁判員裁判

 お見積もり致しますので、ご相談ください。

5.文書作成(契約書、内容証明、遺言書など)

 33,000円~(税込み)

6.顧問

個人1ヶ月11,000円~(税込み)
法人1ヶ月33,000円~(税込み)

 以上は目安ですので、事件の種類や難易度によって、増減額される場合があります。詳細は弁護士に遠慮なくお問い合わせください。
 また、司法支援センターによる民事援助をご希望の方は、ご相談ください。

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