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法律ミニ知識

配偶者短期居住権が作られました

配偶者居住権とは、被相続人が亡くなったあとも、その配偶者は無償で、住んでいた建物などに住み続けることができる権利です。

配偶者居住権には、配偶者居住権と配偶者短期居住権がありますが、ここでのご説明は、配偶者短期居住権です。

配偶者短期居住権とは、被相続人所有の居住用建物に配偶者が無償で居住していた場合には、その配偶者は、相続などしなくても最低限の期間は無償で住み続けることができるという権利です。

これまで配偶者が住んでいた家を、被相続人が亡くなったからといって、すぐに出て行ってくれといわれても困ることが多いことからつくられた法律です。配偶者には、内縁の妻は含まれてはおりません。

事例をもとに解説しましょう。
夫Aさん名義の自宅土地建物にAさん(75歳)と妻Bさん(70歳)が住んでいました。ご夫婦には、長男Cさん、次男Dさんがおりました。
Aさんが亡くなった場合の事例です。

(1)遺言で、自宅はCさんに相続させるとなっていた場合
(2)遺言がなかった場合

それぞれどうなるかということですが、新しい法律では、
(1)の場合
Bさんは、Cさんから「配偶者短期居住権の消滅申入時から6ヶ月」が経過した日までは、自宅に住むことができることになります。
(2)の場合
Bさんは、遺産分割が成立するまで、あるいは、相続開始時から6ヶ月経過した日のどちらか遅い日まで、自宅建物に住むことができます。

配偶者居住権との違いですが、配偶者居住権は、原則、配偶者の終身にわたって居住できる権利ですが、配偶者短期居住権は、短期間で消滅する一時的な権利です。
そのため、登記や相続の対象とはなりません。
  以  上

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